小学校の特別支援学級の担任をしていたせいか、小さいうちから体全体を使って遊ぶことの大切さを身に染みています。
いわゆる粗大運動です。
走ったりジャンプしたり、ボールを投げたり蹴ったり、身体全体を使う運動のこと。
粗大運動を充分にしていないと、バランスが悪くなったり、ぎこちない体の使い方になったりします。
だからこそ外遊びは大事です。家にロディやジャングルジムを置いているのも粗大運動を促すためです。
もう1つ大事な運動があります。
それが微細運動。
手先を上手に使う運動です。手先が器用な人は微細運動が得意と言い換えることもできます。
息子はわりと手先を細かく動かすのが好きなようで、小さいものをよくいじって遊んでいます。微細運動に前向きに取り組んでいていいなと思います。(逆に外でダイナミックな遊びをあまりしたがらないので困りますが)
小学校で働いていると、学校は微細運動を充分にしてきた子にとって有利な環境だなと感じます。鉛筆で書くことも、はさみで切ることも、手芸をすることも、微細運動ですからね。
どちらも鍛えましょうという話です。