子育ては最後は運

子育てを一生懸命にされている方には、日々頭が下がります。

 

ですが、どんなに頑張って子供を育てても、親の望むようにはなりません。だから子育ては最後は「運」と思うようにしています。

 

たくましい子になってほしいと思っても、運動嫌いになる可能性はあります。

友達に優しい子になってほしいと思っても、ちょっかいばかり出す人になる可能性はあります。

 

うまれもった障害は、遺伝子レベルの運によるものです。親の頑張り如何で、障害による困難さは減るかもしれませんが、根本的な障害の除去はできません。育児は親の努力だけではなく、運も関わってくるわけです。(障害=不幸ではないでしょうが)

 

最近、つらいなあと感じることの1つが、すごーく愛情たっぷりに一生懸命に育てても、事故や事件に巻き込まれる子供がいることです。それまでの愛情や努力はいったい何のためだったのだろうか?と思います。登校中に車にはねられる子供や、自死に追い込まれるほどのブラック企業で働く若者の例を見ると、本当に胸が痛くなります。

 

そう考えていったとき、やはり「子育ては最後は運」になるのではないでしょうか。

 

生涯、健康に育つのかどうかも分かりません。事故や事件に合わずに、幸せな人生を送れるかどうかも分かりません。

 

子育てに関しては、人事を尽くしながらも、最後は天命に託すしかない。そう割り切ることが大事なのかなと思います。